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「露命」の意味と使い方や例文!「露命を繋ぐ」とは?(類義語)

【二字熟語】
露命

【読み方】
ろめい

【意味】
露のようにはかない命。

【語源・由来】
露のような命の意。

【類義語】
はかない命

露命(ろめい)の使い方

健太
空き缶を集めて露命を繋いでいる人たちがいるよね。
ともこ
自転車で大量に缶を乗せて運んでいるわよね。
健太
もうかるのかな。
ともこ
命がけの運転をしている割にはもうからないと思うわ。

露命(ろめい)の例文

  1. 質屋で手に入れた5千円で、あと1か月露命を繋がねばならない。
  2. 野草を食べて露命を繋いだころがあった。
  3. それから二十年あまりも、なすこともなくひとの世話をうけつつ露命をつないできた。(滝沢馬琴、里見八犬伝)
  4. 昆虫を食して露命を繋ぐ時代はそう遠くない未来にやってくる。
  5. 卑劣漢どもは飽食暖衣しているが、正直な人々はパンの皮を食って露命をつないでいる。(チェーホフ、チェーホフ短編集)

「露命を繋ぐ」とは?

露命」を用いた表現の一つに「露命を繋ぐ(ろめいをつなぐ)」があります。

露命を繋ぐ」とは、「ほそぼそと命を保つ。また、貧苦のうちにほそぼそと生活していく。」という意味です。

【例文】

  1. 身体が弱いため、内職のわずかな収入で露命を繋ぐ
  2. 露命を繋ぐような生活をしている子供たちが不憫でならない。