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「縷縷」の意味と使い方や例文!「縷縷綿綿」とは?(類義語)

【二字熟語】
縷縷

【読み方】
るる

【意味】
①細かく絶えずに続くさま。
②こまごまと述べるさま。

【語源・由来】
「縷」は「細く、途切れずに続くさま。こまごまとしたさま。」

【類義語】
綿綿

縷縷(るる)の使い方

ともこ
健太くんはよくしゃべるわね。
健太
口から先に生まれてきたって言われるんだ。
ともこ
縷縷綿綿としゃべって、人をうんざりさせることが多いでしょう。
健太
言われたことはないけど、うんざりした顔をする人が多いね。なんでだろうね。

縷縷(るる)の例文

  1. ともこちゃんの目から縷縷として涙がこぼれ落ちた。
  2. 縷縷説明してみたが、相手にしてもらえなかった。
  3. 田中は翌朝時雄を訪うた。かれは大勢の既に定まったのを知らずに、己の事情の帰国に適せぬことを縷縷として説こうとした。(田山花袋、蒲団)
  4. 自分の身の不幸を縷縷訴えた。
  5. 被告が縷縷述べていたような主張は認められなかった。

「縷縷綿綿」とは?

縷縷」を用いた表現の一つに「縷縷綿綿(るるめんめん)」があります。

縷縷綿綿」とは、
①細長く続いてたえないようす。
②転じて、こまごまと話が長く続くようす。

という意味です。

【例文】

  1. 縷縷綿綿と思いのたけをつづった。
  2. 縷縷綿綿たる健太くんからのメールは、長すぎて読む気がしなかった。