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「留意」の意味と使い方や例文!「注意」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
留意

【読み方】
りゅうい

【意味】
ある物事に心を留めること。気をつけること。注意。

【語源・由来】
「留」は「とめる。とどめる。」
「摯」は「こころ。きもち。思い。考え。」

【類義語】
注意、用心

留意(りゅうい)の使い方

ともこ
健太くん。実は校長先生はカツラ使用者なのよ。
健太
えっ。
ともこ
このことは内密にしておくようくれぐれも留意してね。
健太
えっ。そんな重大な秘密聞きたくなかったよ。

留意(りゅうい)の例文

  1. 健康に留意して日ごろから運動を欠かさない。
  2. ともこちゃんが指摘した点に十分留意する。
  3. 彼の言葉に留意する。
  4. 個人情報の保護に留意する。
  5. 次の事項に留意してください。

「留意」と「注意」の違いは?

留意」に似た言葉に「注意」があります。

注意」は
①気をつけること。気を配ること。留意。
②危険などにあわないように用心すること。警戒。
③相手に向かって、気を付けるように言うこと。
④心の働きを高めるため、特定の対象に選択的・持続的に意識を集中させる状態。

という意味です。

【両語の違い】

留意」・・・心に留めておく
注意」・・・気を配る。警戒する。

留意」はある程度長い期間日常的に心に留めて気にするという意味です。「注意」は、瞬間的に神経を集中させて気をつけるという意味で「注意」の方がより危険な状況に対して使われます。

また、「留意」は、気をつける対象が抽象的なことにいいます。「注意」は具体的である事が多いです。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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