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「肥沃」の意味と使い方や例文!「肥沃な土」とは?(類義語)

【二字熟語】
肥沃

【読み方】
ひよく

【意味】
土地が肥えていて、農作物がよくできること。また、そのさま。

【語源・由来】
「肥」は「土地に作物を育てる養分が多い。」
「沃」は「地味が肥えている。」

【類義語】
沃土、豊穣、豊沃

【対義語】
不毛、荒蕪

肥沃(ひよく)の使い方

ともこ
ナイル川はよく氾濫する川だったのよ。
健太
ナイル川が氾濫することで、上流から下流域に肥沃な土を運んだんだよね。
ともこ
エジプトはナイルのたまものっていうわよね。
健太
そう考えると、災害を人間の力で無理に食い止めるのではなく、うまく付き合う方法を考えた方がよさそうだね。

肥沃(ひよく)の例文

  1. この辺りは肥沃でよく灌漑され、農業が盛んです。
  2. ここは肥沃で容易に開墾ができた。
  3. 盆地内の地形は平坦で土壌が肥沃だったため、古くから農業が発達してきました。
  4. 人々が住むのに適した肥沃な土地がなかなか見つからない。
  5. チグリス川とユーフラテス川が交差する肥沃な三日月地帯は、メソポタミア文明の発祥の地だ。

「肥沃な土」とは?

肥沃」を用いた表現の一つに「肥沃な土(ひよくなつち)」があります。

肥沃な土」とは、農作物がよくできる、肥えた土のことをいいます。

【例文】

  1. 風が強いこの地方は、穀倉地帯を維持するために、肥沃な土が飛んでいかないよう防風林が必要不可欠です。
  2. ウクライナには、世界で最も肥沃な土とされるチェルノーゼムが分布している。