【二字熟語】
裁量
【読み方】
さいりょう
【意味】
その人の考えによって判断し、処理すること。
【語源・由来】
「裁」は「是非善悪を判断して決める。処理する。」
「量」は「おしはかる。」
【類義語】
決裁、裁断
裁量(さいりょう)の使い方
誰をスタメンにするかは、健太くんの裁量に任せたわ。
責任重大だな。
優勝できるメンバーにしてね。
プレッシャーがすごいな。
裁量(さいりょう)の例文
- 裁判所の裁量にゆだねられた。
- その件は健太くんの裁量に任せるよ。
- 校長先生の裁量で執行できる予算です。
- 労働時間は従業員の自由裁量に任せています。
- 補助金の使い方は地方自治体の自由裁量に任された。
「裁量権が大きい」とは?
「裁量」は、「裁量権が大きい」という表現で使われることがあります。
「裁量権が大きい会社に入社したいと考える若者が増えています。」というように使われます。
「裁量権が大きい」とは、「幅広いことで、意思決定権が自分にある」という意味です。
「裁量権が大きい」会社に入社すると、若いうちから責任ある仕事を任せてもらえる、企業の意思決定に関わることができるという利点があります。
しかし、仕事を任せてもらえる分、長時間労働になる可能性があります。
若いうちにいろんな経験を積んでおきたいと考える人は、「裁量権が大きい」会社が合っていると考えられます。