【二字熟語】
採算
【読み方】
さいさん
【意味】
利益があるかどうか、収支を計算してみること。商売や事業の、収支のつりあい。
【語源・由来】
「採」は「とる。えらびとる。」
「算」は「かぞえる。かぞえること。」
【類義語】
収益
採算(さいさん)の使い方
ともこちゃん。文化祭に移動動物園を呼ぼうよ。
採算は合うの?
採算を考えないといけないの?
生徒会に潤沢な予算があるわけないでしょう。もっと現実的なアイディアを出して。
採算(さいさん)の例文
- 作家人生30周年を記念して、採算を度外視して豪華な装丁にしました。
- 採算が見込めないとして、この企画はお蔵入りになりました。
- 採算がとれている劇団は、この世の中ほんの一握りだろう。
- 4分の1以上埋まらなければ、採算に合わない。
- いい考えだと思ったのだが、採算面から頓挫してしまいました。
「採算が取れない」とは?
「採算」を用いた表現の一つに「採算が取れない(さいさんがとれない)」があります。
「採算が取れない」とは、事業などの収支のつりあいがとれないことをいいます。
【例文】
- 原料が高騰し採算が取れない。
- 採算が取れないため、その事業から撤退することになりました。
- 地方は過疎化が進み、採算が取れない路線が多い。