【二字熟語】
些末
「瑣末」とも書く。
【読み方】
さまつ
【意味】
わずかなこと。取るに足りないこと。些細。
【語源・由来】
「些」は「いささか。わずか。すこし。」
「末」は「細かい。こな。くず。」
【類義語】
下らない、取るに足りない、微々たる、つまらない、末梢的
【対義語】
重大、重要、本質的
些末(さまつ)の使い方
あー、一つだけずれている。
そんな些末なことにこだわる必要はないじゃないの。
僕にとっては些末なことじゃないんだよ。世界滅亡と同じくらい大事なことなんだよ。
大げさな。
些末(さまつ)の例文
- 些末なことにこだわる。
- 些末な雑事に追われて忙しい。
- そんなのは些末なことだから心配はいらない。
- 些末なことに気にかけている場合ではない。
- 些末な変化でも健太くんは気が付く。
「些末」と「些細」の違いは?
「些末」に似た言葉に「些細(ささい)」があります。
「些細」は「わずかな。取るに足りないこと。」という意味です。
「瑣細」とも書きます。
「些末」「些細」ともに「取るに足らないこと」という意味ですが、
「些末」は「末端過ぎて取るに足らないこと」
「些細」は「細かくて取るに足らないこと」
という「末」と「細」の漢字の意味の違いがあります。
「些末」は「本筋とは関係ない末端のわずかなこと」、「些細」は「こだわる必要がない細かいこと」という意味です。辞書で「些末」を調べると「些細」と出てくることから、一般的に同じ意味で使われます。