「参画」の意味と使い方や例文！「参加」との違いは？（類義語・対義語）

【二字熟語】
参画

【読み方】
さんかく

【意味】
事業・政策などの計画に加わること。

【語源・由来】
「参」は「加わる。仲間入りする。」
「画」は「はかる。はかりごと。」

【類義語】
参入、参加

【対義語】
脱退

参画（さんかく）の使い方

あの選手が現役を引退してしまったわね。

引退した後もスポーツに関わっていくのかな。

まずは経営に参画するみたいよ。

実業家の道へ行くんだね。今まで以上に活躍できると良いね。

「参画」に似てる語に「参加（さんか）」があります。

「参加」は、
①ある目的をもつ集まりに一員として加わり、行動をともにすること。
②法律上の関係または訴訟に当事者以外の者が加わること。

という意味です。

「参画」も「参加」も、ある集団にその一員として入ることをいいます。

しかし「参加」は、単に集まりに加わることをいいます。

対して「参画」は、事業などの計画に加わることをいう点が違います。

「参画」を用いた言葉の一つに「男女平等参画」という言葉があります。

「男女行動参画」とは、男性と女性が互いにその人権を尊重し、喜びも責任も分かち合い、性別にとらわれることなく個性と能力を発揮できる社会を作りあげることをいいます。

男女平等を実現するために公私を問わず、様々な事柄において性別にとらわれず意思決定への「参画」が極めて重要であり、この点を強調する必要があることを考慮し、「参加」ではなく「参画」が用いられています。