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「先鞭」の意味と使い方や例文!「先鞭を着ける」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
先鞭

【読み方】
せんべん

【意味】
他に先んじて着手すること。

【語源・由来】
「晋書」劉琨伝の「常に恐る祖生の吾 れに先んじて鞭を著くるを」から。

【類義語】
草分け

【対義語】
後手

先鞭(せんべん)の使い方

健太
あっ。この人のことを知っているよ。
ともこ
日本におけるUFOや超能力のテーマに先鞭を着けた人物よ。
健太
オカルトブームの草分け的な存在だよね。
ともこ
SFの歴史に名を残す人よね。

先鞭(せんべん)の例文

  1. その企業が、リサイクル事業に先鞭を着けた。
  2. 新科学技術導入の先鞭を着けた功績を称えられ、表彰されることになりました。
  3. 彼は、長屋をリノベーションして古民家カフェブームの先鞭を着けました。
  4. 野茂選手は、大リーガーへの道に先鞭を着けた選手の一人です。
  5. ゼロミートが、日本における大豆ミート市場の先鞭を着けた。

「先鞭を着ける」とは?

先鞭」を用いた表現の一つに「先鞭を着ける(せんべんをつける)」があります。

先鞭を着ける」とは、「他に先んじて着手する。他の人より先に始める。」という意味です。

【例文】

  1. 兄がいつも先鞭を着けてくれたからこそ、僕は強くなることができた。
  2. 東映が、時代劇制作を映画からテレビに移す先鞭を着けた。
  3. イギリスが香港を取得したことが先鞭を着け、世界は弱体化した中国を切り取ろうと躍起になった。