【二字熟語】
浅学
【読み方】
せんがく
【意味】
学問や知識が未熟なこと。また、その人。自分のことをへりくだっていう語。
【語源・由来】
「浅」は「知識・思慮が乏しい。あさはか。」
「学」は「学問をする人。学者。」
【類義語】
無知、蒙昧、浅薄
【対義語】
博学、碩学
浅学(せんがく)の使い方
宝箱から古文書が出てきたんですって?
そうなんだ。でも、浅学な僕の知識では、この古文書を読むことはできないよ。
見せて。宝は全部いただいたって書いてあるわよ。
残念無念。
浅学(せんがく)の例文
- 討論で自分の浅学をあばかれた。
- ともこちゃんに、僕の浅学さを笑われた。
- 自分の浅学さを思い知った。
- ともこちゃんは、先生の足元にも及ばない浅学寡聞ですからと謙遜して言った。
- 浅学の私には、ともこちゃんの話が理解できなかった。
「浅学非才」「浅学寡聞」とは?
「浅学」を用いた語に、「浅学非才(せんがくひさい)」「浅学寡聞(せんがくかぶん)」があります。
「浅学非才」とは?
「浅学非才」は、学問が浅く、才能にも乏しいこと。自らを謙遜していう。
という意味です。
「非才」は、才知のないことをいいます。
【類義語】
・寡聞浅学(かぶんせんがく)
・浅学寡聞(せんがくかぶん)
【対義語】
・博学広才(はくがくこうさい)
・博学多才(はくがくたさい)
「浅学寡聞」とは?
「浅学寡聞」は、見識が狭く、学識の深くないこと。
という意味です。
「寡聞」は、見識が狭いこと。知識が少ないこと。「寡」は、少ないという意味です。
謙遜の表現として用いられることが多い語です。
【類義語】・浅学多才(せんがくたさい)
・浅学非才(せんがくひさい)
【対義語】
・博聞強記(はくぶんきょうき)