【二字熟語】
殺生
【読み方】
せっしょう
【意味】
①生き物を殺すこと。仏教では最も重い罪の一つとされる。
②むごいこと。また、そのさま。残酷。
③「殺生戒」の略。
【語源・由来】
「戦国策」楚策から。
【類義語】
殺虫、殺す
【対義語】
不殺生
殺生(せっしょう)の使い方
蚊がいるわよ。退治して。
仏教では殺生を禁じているんだ。
血を吸われてもいいの?
共存するんだ。
殺生(せっしょう)の例文
- 殺生な仕打ちだ。
- すぐ立ち退けとはあまりにも殺生だ。
- そんな殺生な。
- 無益な殺生を禁じます。
- 彼は殺生を嫌う聖人のような人だ。
「不殺生」とは?
「殺生」を用いた語の一つに「不殺生(ふせっしょう)」があります。
「不殺生」は、ガンディーの根本原理である「アヒンサー」の訳です。
全ての生物を同胞と見なし、肉食を禁じ、戦争放棄を説き、あらゆる虚偽・不正・不合理を許さず、一切の生けるものへの愛情を実践することをいいます。