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「殺生」の意味と使い方や例文!「不殺生」とは?(対義語・対義語)

【二字熟語】
殺生

【読み方】
せっしょう

【意味】
①生き物を殺すこと。仏教では最も重い罪の一つとされる。
②むごいこと。また、そのさま。残酷。
③「殺生戒」の略。

【語源・由来】
「戦国策」楚策から。

【類義語】
殺虫、殺す

【対義語】
不殺生

殺生(せっしょう)の使い方

ともこ
蚊がいるわよ。退治して。
健太
仏教では殺生を禁じているんだ。
ともこ
血を吸われてもいいの?
健太
共存するんだ。

殺生(せっしょう)の例文

  1. 殺生な仕打ちだ。
  2. すぐ立ち退けとはあまりにも殺生だ。
  3. そんな殺生な。
  4. 無益な殺生を禁じます。
  5. 彼は殺生を嫌う聖人のような人だ。

「不殺生」とは?

殺生」を用いた語の一つに「不殺生(ふせっしょう)」があります。

不殺生」は、ガンディーの根本原理である「アヒンサー」の訳です。

全ての生物を同胞と見なし、肉食を禁じ、戦争放棄を説き、あらゆる虚偽・不正・不合理を許さず、一切の生けるものへの愛情を実践することをいいます。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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