【二字熟語】
拙速
【読み方】
せっそく
【意味】
仕上がりはへたでも、やり方が早いこと。
【語源・由来】
「拙」は「つたない。まずい。」
【類義語】
短兵急、性急、早計、急造
【対義語】
巧遅(こうち)
「拙速に過ぎる」とは?
「拙速」は「拙速に過ぎる」という形で使われることがあります。
「拙速に過ぎる」は「まだ行う時期にはなっていないこと」をいいます。時期尚早ということです。
「拙速に過ぎる」は、相手への忠告として使われます。
「あなたは拙速に過ぎる。」と言われた場合、「未熟なのに事を行ったから、仕上がりが下手だ。」「仕上がりはまあ良いが、時間をかければもっといいものが仕上がる。」という二つの意味になります。
どちらの忠告なのか、前後の文脈で判断しましょう。
拙速(せっそく)の使い方
ともこちゃん急いで終わらせようよ。
拙速に行動すると、悪い影響が出ることが往々にしてあるわよ。
急がば回れってこと?
そういうこと。
拙速(せっそく)の例文
- 拙速主義に陥る。
- 拙速な判断を避ける、
- 健太くんの仕事は拙速に過ぎる。
- 拙速に事を運ぶ。
- 品質を重視するために拙速はやめよう。