「二字熟語の百科事典」が書籍化されました!詳細はコチラ

「借景」の意味と使い方や例文!

【二字熟語】
借景

【読み方】
しゃっけい

【意味】
造園技法の一。庭園外の山や樹木などの風景を、庭を形成する背景として取り入れたもの。京都修学院離宮庭園などが知られる。

【語源・由来】
「借」は「かりる。」
「景」は「ありさま。ようす。けしき。」

借景(しゃっけい)の使い方

ともこ
この庭素敵ね。
健太
比叡山を借景とした庭なんだよ。
ともこ
贅沢ね。
健太
この庭のために、ここに家を建てたんだよ。

借景(しゃっけい)の例文

  1. 東京湾を借景として、アメリカのウォーターフロントをイメージした造りになっています。
  2. 後楽園の借景の一つに備前富士がある。
  3. 近くの寺の竹林を借景とした庭です。
  4. 遠望する山の姿を借景としているため、実際の広さよりも広大な庭に見える。
  5. 借景を維持するために、山林を買い取った。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



error: 右クリックはできません。