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「綽然」の意味と使い方や例文!「釈然」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
綽然

【読み方】
しゃくぜん

【意味】
ゆったりとして余裕のあるさま。綽々。悠然。

【語源・由来】
「綽」は「ゆったりとしたさま。」
「然」は「他の語に付けて状態を表す語。」

【類義語】
悠然、泰然自若、慌てない、動じない、涼しい顔、簡単に楽々と

綽然(しゃくぜん)の使い方

ともこ
健太くん。ステージに上がるというのに綽然としているわね。
健太
人前に立ってもあんまり緊張しないんだ。
ともこ
緊張しない秘訣があるの?
健太
普段から人の目を気にしていないからかな。

綽然(しゃくぜん)の例文

  1. 錚々たるメンバーがそろう会議だが、綽然たる態度で臨む。
  2. 人生を左右する試験の前だが、ともこちゃんは綽然としている。
  3. 余程自信があるのか、健太くんはとした態度だ。
  4. 冷静沈着なともこちゃんは、緊急時にも綽然たる態度を崩さない。
  5. 綽然とした態度で臨まないと、合格するものもしなくなるぞ。

「綽然」と「釈然」の違いは?

綽然」と同じ読み方の語に「釈然」があります。

釈然」は、「疑いや迷いが解けてすっきりするさま。せきぜん。しゃくねん。」という意味です。

釈然」の「」は、理解するという意味で、「綽然」の「」は、ゆったりとしたさまをいうので意味が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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