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「刺客」の意味と使い方や例文!「思わぬ刺客」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
刺客

【読み方】
しかく

「しきゃく」「せっかく」とも読む。

【意味】
①暗殺する人。暗殺者。
②党の規律に反し離党した議員に対し選挙での公認を与えず、失脚をねらって党本部が送り込んだ対立候補。

【語源・由来】
「刺」は「とがったもので突きさす。」
「客」は「人。人士。」

【類義語】
殺し屋、アサシン、凶手、傭兵

【対義語】
守護

刺客(しかく)の使い方

健太
男子家を出ずれば七人の敵ありっていうけど、目が合う人みんな刺客に思えてくるよ。
ともこ
刺客は目を合わすことなく後ろからグサリよ。
健太
怖いこと言わないでよ。
ともこ
大丈夫よ。健太くんに刺客を送るような暇な人はいないわよ。

刺客(しかく)の例文

  1. 首相は、その選挙区に刺客を送り込んだ。
  2. 暗殺のために刺客を放った。
  3. 殿様は刺客の手にかかって倒れた。
  4. 怒った王様が刺客を向けた。
  5. この中に刺客が紛れ込んでいてもおかしくない。

「思わぬ刺客」とは?

刺客」を用いた表現の一つに「思わぬ刺客」があります。

思わぬ刺客」の「思わぬ」とは、動詞「おもう」の未然形+打消しの助動詞「ず」の連体形からなる連語で、「思いもよらない。意外な。」という意味です。

思わぬ刺客」とは、思いもよらない暗殺者、思いもよらない対立候補という意味です。

【例文】
思わぬ刺客が現れた。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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