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「疾駆」の意味と使い方や例文!「疾走」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
疾駆

【読み方】
しっく

【意味】
車馬を速く走らせること。また、速く走ること。

【語源・由来】
「疾」は「はやい。すばやい。はげしい。」
「駆」は「かける。ウマが走る。ウマに乗って走る。」

【類義語】
駆け足、疾走、快走、力走、ダッシュ

【対義語】
徐行

疾駆(しっく)の使い方

健太
疾駆していった車、逆走していなかった?
ともこ
逆走していたわ!
健太
急いで警察に電話しないと。
ともこ
疾駆していたけど警察車両は追いつくことができるかしら。

疾駆(しっく)の例文

  1. 草原を馬車が疾駆している。
  2. 馬に拍車をあてて疾駆した。
  3. ともこちゃんの危機に、全力で馬を疾駆させた。
  4. さきほど馬で目の前を疾駆していったのが健太くんです。
  5. 遠くから疾駆してくる馬のひづめの音が聞こえた。

「疾駆」と「疾走」の違いは?

疾駆」に似ている語に「疾走」があります。

疾走」は「非常に速く走ること。」という意味です。(例:全力。)

疾駆」と「疾走」は速く走ることという意味は同じです。

しかし、「疾駆」は車や馬が速く走ることをいう語で、「疾走」は人間や動物のほか、自動車、オートバイなどにも用いられる点が異なります。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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