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「視座」の意味と使い方や例文!「視座を高める」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
視座

【読み方】
しざ

【意味】
物事を見る立場。視点。

【語源・由来】
「視」は「みる。目で見る。じっと見る。」「座」は「すわる。すわる場所。位地。くらい。」という意味。このことから「視座」は「物事をみる立場」という意味。

【類義語】
視点、スタンス、次元、観点、見地

「視座を高める」とは?

視座」は「視座を高める」という表現で用いられます。

視座を高める」とは「物事を高い視点から認識する」ということで、「より上の立場の人の視座から物事を見る」「より長期的スパンで考える」という意味です。

視座を高める」ことで、より多くの物事を認識することができます。

例えるならば、高層ビルの屋上から見下ろす町を一望する景色です。より高みから見ることで見えなかったリスクを見つけ回避することができます。

また、より上の立場の人の視点から物事を見ることで、一社員の視点と異なる経営者目線の見えなかった部分が見えてプラスに働くことがあります。

視座を高める」とは、より高い位置から物事を見ることで、広い視野で物事を見ることができるようになることです。

視座(しざ)の使い方

健太
ともこちゃんありがとう。
ともこ
いえいえ。大したことはしていないわよ。
健太
男子と女子の意見が分かれて対立していたところに、ともこちゃんが包括的な視座を提示してくれたおかげで平和的解決をすることができたんだよ。
ともこ
役に立ててよかったわ。

視座(しざ)の例文

  1. 確かな視座に立つ。
  2. 視座を教育の場に定める。
  3. 首相には庶民の視座を持ち政治を執り行っていただきたい。
  4. 新しい視座が重要である。
  5. 異なる視座から日本という国を見る。