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「主宰」の意味と使い方や例文!「主催」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
主宰

【読み方】
しゅさい

【意味】
人々の上に立って全体をまとめること。団体・結社などを、中心となって運営すること。また、その人。

【語源・由来】
「主」は「つかさどる。中心となってはたらくこと。」
「宰」は「つかさどる。仕事をとりしきる。」

【類義語】
チェアマン、チェアパースン、座長

主宰(しゅさい)の使い方

健太
ともこちゃん。ステージの上で歌ってもいいかな。
ともこ
主宰者の許可をとらないとだめよ。
健太
一曲だけならいいじゃないか。
ともこ
だめよ。歌いたいならカラオケに行きなさい。

主宰(しゅさい)の例文

  1. 会議を主宰する。
  2. 健太くんが主宰者なので、健太くんが責任者です。
  3. 劇団を主宰する。
  4. 同人誌を主宰する。
  5. 主宰者から挨拶があります。

「主宰」と「主催」の違いは?

主宰」に似ている語に「主催(しゅさい)」があります。

主催」は
中心となってある事を催すこと。また、その人や団体。

という意味です。

主宰」も「主催」も「しゅさいと読みます。

しかし、「主宰」は人々の上に立って全体をまとめることをいうのに対して、「主催」は中心となってある事を催すことをいう点が異なります。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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