「二字熟語の百科事典」が書籍化されました!詳細はコチラ

「屡々」の意味と使い方や例文!「屢々」との違いは?(語源由来・類義語・対義語)

【二字熟語】
屡々

「屢々」「数々」とも書く。

【読み方】
しばしば

【意味】
同じ事が何度も重なって行われるさま。たびたび。

【語源・由来】
「屡」は、動詞の上に付いて、動作・作用が何度も繰り返し行われる意を表す。しきりに。たびたび。多く「しばたたく」「しば立つ」「しば鳴く」「しば見る」などの形で用いる。

【類義語】
よく、度度、ちょくちょく、再三、頻繁

【対義語】
偶々

屡々(しばしば)の使い方

ともこ
屡々この山に来るの?
健太
屡々家族で訪れるよ。そのために別荘も買ったんだ。
ともこ
屡々来るなら、別荘があっても良いわね。
健太
別荘を買ったおかげでのんびりできるようになったんだよ。

屡々(しばしば)の例文

  1. 健太くんはその言葉を屡々口にする。
  2. 試合中、プロの審判でも判断しがたいことが屡々ある。
  3. 屡々うっかりミスをするから気を付けた方が良い。
  4. 週末には、屡々家族で外食をします。
  5. 京都に滞在中は、屡々清水寺を訪れたものです。

「屡々」と「屢々」の違いは?

屡々」は「屢々」とも書きます。

屢々」の「」は、音読みで「」、訓読みで「しばしば」と読みます。

」は、「しばしば。たびたび。」という意味があるため、「屡々」と同じ意味です。

ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



error: 右クリックはできません。