【二字熟語】
至急
【読み方】
しきゅう
【意味】
非常に急ぐこと。大急ぎ。
【語源・由来】
「至」は「この上ない。いたって。」
「急」は「いそぐ。せく。進みかたがはやい。」
【類義語】
早急、大急ぎ
【対義語】
不急
至急(しきゅう)の使い方
ともこちゃん、探してたんだよ。
至急の用件なら携帯電話に連絡をくれればいいのに。
倦怠電話の電源が入っていないじゃないか。
うっかりしてたわ。ごめんなさい。
至急(しきゅう)の例文
- 至急おいでを乞う。
- 至急を要する。
- 至急帰ってくるようにとメールした。
- 明日の新幹線のチケットを至急手配してほしい。
- 至急健太くんに電話してほしい。
メールでは失礼?「早急」との違い!
「至急」に似ている語に「早急(さっきゅう)」があります。
「早急」は、非常に急ぐこと。また、そのさま。至急。そうきゅう。
という意味です。
「至急」と「早急」は、ともに、非常に急ぐさまをいう語です。
ビジネスに関するメールで急ぎの用件を相手に伝える際に、「至急」がよく使われます。
「至急返事を下さい。」というと、相手に対する配慮が欠けているニュアンスを与え失礼になります。
しかし、「至急」を「早急」に置き換え「早急に返事を下さい。」にすると、「至急」とは違い、ぐっと丁寧なニュアンスになります。
さらに、「忙しいところ大変恐縮ですが、早急に返事をいただけますでしょうか。」という言い方にすると、尚、丁寧で配慮が感じられます。