【二字熟語】
心中
【読み方】
しんちゅう
【意味】
心の中。胸中。内心。
【語源・由来】
「心」は「こころ。きもち。精神。」
【類義語】
腹、胸
【対義語】
表現、表明、表面
心中(しんちゅう)の使い方
健太くん。今嘘をついているでしょう。
何で分かるの?
健太くんの心中は手に取るように分かるのよ。
こわいなあ。
心中(しんちゅう)の例文
- ライバルの活躍を見て心中穏やかでない。
- 私は心中期するものがあった。
- 彼女の心中を察するに余りある。
- 信頼できる先輩に心中を打ち明けた。
- 健太くんに提案を無視されて心中穏やかではない。
「心中お察しします」とは?
「心中」は「心中お察しします」という表現で使われることが多いです。
「心中お察しします」の「察する」とは、「 物事の事情などをおしはかってそれと知る。推察する。 他人の気持ちをおしはかって同情する。おもいやる。」という意味です。
「心中お察しします」は「心の中で思うことを推測できます。」という意味です。
「心中お察しします」は相手に対して「あなたのお気持ちは私にも分かります」という同情の心を表す言葉です。
なので、主に相手の悲しい気持ちや苦しい気持ちに寄り添うための言葉で、おめでたい場面で使うことはできません。
また、目上の方に対して「心中お察しします」と使うのは誤りではありませんが、「あなたのお気持ちは私にもわかります。」という意味の言葉であることから、人によっては「目下のお前に何が分かる。」と不快に感じることもあるかもしれないので、使用を控えた方が無難でしょう。