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「心境」の意味と使い方や例文!「心情」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
心境

【読み方】
しんきょう

【意味】
その時の気持ち。心の状態。心持ち。

【語源・由来】
「心」は「こころ。精神。」
「境」は「置かれた状態。」

【類義語】
境地、境

心境(しんきょう)の使い方

健太
彼女が、アイドルグループのセンターだったときの心境を番組で明かしていたよ。
ともこ
大変だったって?
健太
プレッシャーがすごかったって。でもやりがいがあったって。
ともこ
そのプレッシャーを乗り越えたから、今の輝く彼女があるのよね。

心境(しんきょう)の例文

  1. 校長先生の話が長すぎ、もうこれ以上我慢できないという心境になった。
  2. 今の気持ちは、アイスを食べた後の棒にあたりと書いてあった時のような心境です。
  3. 志賀直哉の城の崎にては、心境小説の代表作だ。
  4. 多くの人と触れ合うことで、頑なだった主人公に心境の変化が見られた。
  5. 健太くんが現在の心境を語ってくれました。

「心境」「心情」との違いは?

心境」に似ている語に「心情(しんじょう)」があります。

心情」とは、心の中にある思いや感情という意味です。

心境」も「心情」も、気持ちを表す語です。

しかし「心境」は、その状況において抱く気持ちや心の状態をいいます。

対して「心情」は、物事に対して起こる心の中の気持ちをいう点が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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