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「遜色」の意味と使い方や例文!「遜色ない」は褒め言葉か失礼か?(類義語)

【二字熟語】
遜色

【読み方】
そんしょく

【意味】
他に比べて劣っていること。見劣り。

【語源・由来】
「遜」は「おとる。ひけをとる。」
「色」は「ものの様子。おもむき。」

【類義語】
劣る、劣等、劣後

遜色(そんしょく)の使い方

ともこ
健太くんのお兄さんはイケメンね。
健太
有名なドラマの主演俳優と比べても遜色ないよね。
ともこ
主演になれそう。
健太
デビューをしているわけでもないのに、校内にファンクラブがあるんだよ。我が兄ながらすごいよね。

遜色(そんしょく)の例文

  1. 衆議院議員が、日本の防衛費は、NATO平均と遜色、見劣りする状況ではないと述べた。
  2. 最新技術得造られたアンドロイドは、人間と遜色ない。
  3. 日本のその分野での研究開発の水準は、英米と比べても遜色はない。
  4. 健太くんは、前の空手部部長と比べても遜色ない。
  5. 本物と遜色ないよくできた偽物だ。

「遜色ない」は褒め言葉か失礼か?

遜色」は、よく「遜色ない」という表現で使われます。

遜色ない」とは、他と比べて劣らないという意味です。

なので、褒め言葉として使われることが多いです。

しかし「遜色ない」は、劣っていないという意味なので、優れてもいないとも言えます。

なので、使う相手によっては失礼にあたる場合もるので誤解を生じないよう注意して使いましょう。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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