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「素朴」の意味と使い方や例文!「素朴な質問」とはどんな疑問?(類義語・対義語)

【二字熟語】
素朴

「素樸」とも書く。

【読み方】
そぼく

【意味】
①自然のままに近く、あまり手の加えられていないこと。単純で発達していないこと。また、そのさま。
②人の性質・言動などが、素直で飾り気がないこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「素」は「生地のままで手を加えてない。飾り気がない。」
「朴」は「飾り気がない。」

【類義語】
純朴、朴訥

【対義語】
軽薄、華美、優雅、典麗、洗練、華やか

素朴(そぼく)の使い方

健太
これは素朴な味だね。
ともこ
悪くないでしょ?
健太
飽きが来なくていいね。
ともこ
駄菓子って安くておいしくて素朴でいいわよね。

素朴(そぼく)の例文

  1. 健太くんは素朴な人柄です。
  2. 素朴な質問に答える。
  3. 昔ながらの素朴な味です。
  4. 田舎で素朴な生活をしようと思う。
  5. 古くから伝わる素朴な漁法を続けています。

「素朴な質問」とはどんな疑問?

素朴」を用いた語に「素朴な質問」(そぼくなしつもん)」があります。

素朴な質問」は、「単純で素直な質問。常識的な物事に対する疑問の投げかけなどを指す表現。」という意味です。

【例文】

  1. 子供らしい素朴な質問が多数寄せられています。
  2. 社長が素朴な質問を投げかけてきた。
  3. 健太くんの素朴な質問が、事件を解くきっかけとなった。