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「巣窟」の意味と使い方や例文!読み方「すくつ」は間違い?(類義語)

【二字熟語】
巣窟

【読み方】
そうくつ

【意味】
悪者などのかくれが。

【語源・由来】
「巣」は「盗賊などのかくれが。」「窟」は「人の集まる所。すみか。」

【類義語】
アジト、住処

読み方「すくつ」は間違い?

巣窟」は「そうくつ」と読みますが、「」は一般的に「」と読むので「すくつ」と読む人も多いようです。これは間違いです。

ネットの俗語で「すくつ」と言うこともありますが、正しい読み方は「そうくつ」なので間違えないようにしましょう。

ビジネスの場面で言い間違えると信頼を失うこともあるので注意しましょう。

巣窟(そうくつ)の使い方

健太
使われていない旧校舎が、強盗の巣窟になっているそうだよ。
ともこ
噂になっているのに警察が動かないってことはデマなんじゃないの。
健太
夜中になると誰もいないはずの校舎に明かりが見えるんだって。
ともこ
それってお化けの巣窟なんじゃないの。

巣窟(そうくつ)の例文

  1. 犯罪者の巣窟になっていた街を再開発で一掃した。
  2. マフィアの巣窟に警察が踏み込んだ。
  3. 盗賊の巣窟には宝の山があるという。
  4. 霞が関は汚職の巣窟だ。
  5. この街道は追剥の巣窟なので、夜は通らない方がいい。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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