腕前の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
腕前
【読み方】
うでまえ
【意味】
身につけた技術・能力。てなみ。技量。うで。おてのうち。
そうかいな。それは、「自分が何かをどれだけうまくやれるか」ってことを「腕前」というんやな。
料理やスポーツ、何でもええ。どんな技術でも、それがどのくらい巧みかを示すんやな。
【語源・由来】
「腕」は「うでまえ」「前」は「名詞につく接尾語。属性を強調する意味の言葉。」
【類義語】
手並み、腕、技、手腕
腕前(うでまえ)の解説
カンタン!解説
「腕前」という言葉は、自分の技術や能力のことを指すんだよ。特に、ある特定の仕事や活動でどれだけ上手くやれるか、どれだけ経験や知識があるかを示すときによく使われるよ。
例えば、「洋裁の腕前が上がる」という文は、洋裁(洋服を作る技術)において、その人の技術が上達してきた、ということを示しているね。
また、「腕前を披露する」という表現は、自分の特技や能力を人前で見せる、つまり他の人たちに自分が何ができるかを見せることを意味しているよ。
このように、どんな仕事や活動でも、「腕前」はその人の能力や技術を表す重要な言葉なんだよ。
腕前(うでまえ)の使い方
三歳からピアノを習っているだけあって、かなりの腕前だね。
継続は力なりっていうけど本当よね。
ともこちゃんを見ていると、時に、才能は努力にかなわないって思うよ。
これからもピアノと向き合っていきたいわ。
腕前(うでまえ)の例文
- 健太くんの絵の腕前は相当なものです。
- 凄い腕前と評判の大工さんに家を建ててもらった。
- ともこちゃんの腕前に感嘆した。
- 健太くんの腕前は脱帽ものだった。
- 医者としての腕前は確かだった。
腕前の文学作品などの用例
「腕前が上がる」「腕前を上げる」どっちが正しい?
「腕前」が向上することを「腕前が上がる」「腕前を上げる」ということがありますがどちらが正しいのでしょうか。
結論からいうと、「上げる(他動詞)」「上がる(自動詞)」という違いで文法的にどちらも正しいです。
違いとしては
「腕前が上がる」は「上手になる」
「腕前を上げる」は「技術をさらに磨く」
という意味が異なる点です。
どちらも正しい使い方ですが、意味の違いがあるので注意して使い分けましょう。
つまり、どれだけうまくできるか、どの程度技術があるかを表す表現なんだ。