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「腕前」の意味と使い方や例文!「腕前が上がる」「腕前を上げる」どっちが正しい?(類義語)

腕前の読み方・意味とは?(類義語)

意味

【二字熟語】
腕前

【読み方】
うでまえ

【意味】
身につけた技術・能力。てなみ。技量。うで。おてのうち。

二字熟語の博士
「腕前」は、練習や経験を通して身につけた技術や、物事を上手に行う力を表す言葉だよ。
助手ねこ
料理やピアノなどで「腕前を披露する」と言えば、身につけた技術を人前で見せることなんだニャ。

【語源・由来】
「腕」は体の一部を指すほか、「腕がいい」のように技術や能力の意味でも使います。「腕前」は、物事をうまくこなす技術やその程度を表す言葉です。

【類義語】
手並み、腕、技、手腕

腕前(うでまえ)の解説

カンタン!解説
解説

「腕前(うでまえ)」は、物事を上手に行うための技術や能力を表します。料理、楽器の演奏、スポーツ、ものづくりなど、さまざまな分野で使うことができます。

例えば「洋裁の腕前が上がる」は、洋服を仕立てる技術が以前より上達することです。「腕前を披露する」は、身につけた技術を人前で見せることを指します。

「腕前がいい」「確かな腕前」「腕前を磨く」のような表現もよく使われます。

腕前(うでまえ)の使い方

健太
ともこちゃんのピアノ、前よりずっと上達したね。
ともこ
ありがとう。毎日少しずつ練習しているんだ。
健太
今度の発表会で、その腕前を披露するんだね。
ともこ
うん。緊張するけど、練習の成果を見てもらいたいな。

腕前(うでまえ)の例文

例文
  1. 健太くんの絵の腕前は相当なものです。
  2. 凄い腕前と評判の大工さんに家を建ててもらった。
  3. ともこちゃんのピアノの腕前に感嘆した。
  4. 健太くんの絵を描く腕前には、みんなが驚いた。
  5. 医者としての腕前は確かだった。

腕前の文学作品などの用例

  1. ・・・のうちでも、ちょうど腕前の伯仲した相弟子だったのでございまする。・・・ 芥川竜之介「三右衛門の罪」

  2. ・・・け仕事に板前で庖丁の腕前を見せていた所でしてねえ。ええ、織さん、・・・ 泉鏡花「国貞えがく」

  3. ・・・ころか、女郎や地獄の腕前もない奴だ」と、卑しんでいた。「あたいば・・・ 岩野泡鳴「耽溺」

「腕前が上がる」「腕前を上げる」どっちが正しい?

「腕前が上がる」と「腕前を上げる」は、どちらも使える表現です。いずれも技術が上達することに関係していますが、文の組み立て方が異なります。

  • 腕前が上がる:上達したという変化を表す。「練習を続けて、料理の腕前が上がった」
  • 腕前を上げる:技術を高めるという働きかけを表す。「もっと腕前を上げるために練習する」

「上がる」は自動詞、「上げる」は他動詞です。意味が正反対になるわけではありません。「腕を上げる」も、技術が上達するという意味でよく使われる表現です。

二字熟語の博士
「腕前が上がる」は上達した変化を、「腕前を上げる」は技術を高めることを表す言い方だよ。
助手ねこ
「練習して腕前が上がった」も「腕前を上げるために練習する」も、自然な日本語なんだニャ。
どちらも誤用ではありません。上達した結果を述べるのか、技術を高める取り組みを述べるのかによって使い分けます。
ABOUT US
北澤篤史漢字熟語・二字熟語の専門家
漢字熟語・二字熟語の意味や使い分けを研究・解説する専門家。ことわざ学会理事、2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(いずれも講談社)がある。
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