読み方で悩みやすい漢字の一つに、「首相」があります。
Q「首相」、あなたはこの二字熟語を何と読みますか?
次の3択から選んでみて下さい。
首相の読み方
- 「しゅしょう」
- 「しゅそう」
- 「しゅしょう」と「しゅそう」両方とも
このページでは、悩みやすい「首相」の読み方や意味について詳しく解説していきます。
「首相」の読み方は、「しゅしょう」?「しゅそう」?
首相の正しい読み方は、「しゅしょう」「しゅそう」どちらなのでしょうか。漢字の読み方で悩むことがあるかもしれませんね。
「相」の音読みには「ソウ」「ショウ」があるので、どちらも読めそうです。
しかし、首相の読み方は「しゅしょう」が正しく、「しゅそう」は間違いになります。
正解は、①の「しゅしょう」です。
広辞苑には「しゅしょう」の項目はありますが、「しゅそう」はありません。
相を「しょう」と読む言葉には、ほかに「宰相(さいしょう)」「相伴(しょうばん)」などがありますが、「そう」と読むほうが多いので間違いやすいかもしれませんね。
「首相」の意味
首相の意味は「首たる宰相」「内閣総理大臣の通称」です。
「首」には「おさ」「かしら」「上にたつ人」「第一」「いちばん上の位」の意味があります。また、「相」には「たすける」「たすけ」の意味があります。
首相を用いた例文には「首相が閣議を主宰する」「首相に指名される」があります。
まとめ
- 首相の読み方は「しゅしょう」が正しい。
- 「しゅそう」と読むのは間違い。
- 首相は「内閣総理大臣の意の漢語的表現」を意味する。