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「沢山」の意味と使い方や例文!ひらがな「たくさん」との使い分けは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
沢山

【読み方】
たくさん

【意味】
①数量の多いこと。また、そのさま。多数。副詞的にも用いる。
②数量が十分であること。十分で、それ以上はいらないこと。また、そのさま。
③(名詞に付き、多く「…だくさん」の形で)それが十分であったり、十分すぎたりするさま。

【語源・由来】
「沢山」または「卓散」と当てるが、語源未詳で漢語とはとらえがたい。

【類義語】
多い、いっぱい

【対義語】
少し

沢山(たくさん)の使い方

健太
沢山の人が集まっているね。
ともこ
本当ね。何があるのかしら。
健太
あっ。テレビカメラがいるよ。
ともこ
撮影をしているのかしらね。沢山の人が集まる位に有名な人に違いないわ。

沢山(たくさん)の例文

  1. お説教はもう沢山だといって、健太くんは部屋の外に飛び出していった。
  2. 本を沢山買い過ぎて重い。
  3. 酒はもう沢山なので、水をください。
  4. 彼の家は子沢山で、11人の子供がる。
  5. 遠慮せず沢山食べてください。

ひらがな「たくさん」との使い分けは?

沢山」は一般的に、ひらがなで「たくさん」と表記されることが多いです。

沢山」も「たくさん」も同じ意味です。

しかし、「沢山」が当て字であるため、「たくさん」が、主に使われているようです。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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