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「丹念」の意味と使い方や例文!「丹念を積む」とは?(語源由来・類義語・対義語)

【二字熟語】
丹念

【読み方】
たんねん

【意味】
細かいところにまで注意を払うこと。心を込めて丁寧に行うこと。また、そのさま。入念。

【語源・由来】
「丹」は「まごころ。」
「念」は「注意。」

【類義語】
手抜き、杜撰、無謀

【対義語】
細心、入念、克明

丹念(たんねん)の使い方

ともこ
健太くん。遅刻よ。寝坊したの?
健太
違うんだ。丹念に新聞を読んでいたらぎりぎりになってしまったんだ。
ともこ
おもしろい記事があったの?
健太
丹念に読みたくなる記事がたくさんあったんだ。

丹念(たんねん)の例文

  1. 丹念に点検する。
  2. 丹念な仕事ぶりで有名です。
  3. 丹念に仕上げられた製品です。
  4. もっと丹念に調査してください。
  5. 丹念に手掛かりを探す。

「丹念を積む」とは?

丹念」を用いた言葉に「丹念を積む(たんねんをつむ)」があります。

丹念を積む」の「積む」は、「練習を積む」「経験を積む」とおなじ「積む」で、「物事を繰り返し行う。重ねてする。」という意味です。

丹念を積む」とは、心を込めて丁寧に繰り返し行うという意味です。

丹念に一つ一つの仕事を行い、「丹念を積む」ことで周りの人に認められるビジネスマンに成長していきます。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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