【二字熟語】
手筈
【読み方】
てはず
【意味】
物事をする際に、前もって決める手順。また、前もってなすべき準備。
【語源・由来】
「手」は「て。」
「筈」は「当然のすじみち。道理。」
【類義語】
手順、段取り
手筈(てはず)の使い方
健太くんのクラスの劇を見ることができなかったんだけど、どうだったの?
手筈が狂ってめちゃくちゃになりそうだったんだよ。
なりそうだったということは、何とかなったの?
全員の必死のアドリブで最後まで乗り切ったよ。
手筈(てはず)の例文
- 全員が避難できるはずだったが、手筈が狂って、避難できたのは80人だった。
- ここに学校を立てる手筈になっていた。
- ともこちゃんは3時に到着する手筈になっている。
- 芸能人は、食事をするにしても、こっそり裏口から入店する手筈を整えなければならない。
- 前もって打ち合わせをして手筈を決めておく。
「手筈を整える」とは?
「手筈」を用いた表現の一つに「手筈を整える(てはずをととのえる)」があります。
「手筈を整える」の「整える」は、
①必要なものをすべてそろえる。間に合うように用意する。また、買ったりしてとりそろえる。
②乱れのないように形をきちんとする。
③交渉・相談を成立させる。まとめる。
④点検して望ましい状態にしておく。調整する。
という意味です。
「手筈を整える」とは、「物事を進めるための準備を行うこと。段取りの用意をすること。」という意味です。
【例文】
- アメリカに留学する手筈を整える。
- 君が社長に会えるよう手筈を整えておこう。
- 卒業式の手筈を整えるのは副校長の仕事だ。