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「抵触」の意味と使い方や例文!「該当」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
抵触

「牴触・觝触」とも書く。

【読み方】
ていしょく

【意味】
①ふれること。
②互いに矛盾すること。さしさわること。
③法律の規定などに違反すること。

【語源・由来】
「牴」は「あたる。ふれる。」「触」は「ふれる。さわる。あたる。」

【類義語】
矛盾、反する、違法、違反、背く、侵害、背反

抵触(ていしょく)の使い方

健太
集団的自衛権の行使は日本では憲法に抵触する恐れがあるという議論が続いているね。
ともこ
どうなるんでしょうね。
健太
戦争は嫌だし、でも国際協力はしたいし難しいよね。
ともこ
世界中の国が日本のように武力を放棄してくれたら万事解決なんだけどな。

抵触(ていしょく)の例文

  1. 盗聴は刑法に抵触する可能性があります。
  2. 放送コードに抵触する発言は控えるように。
  3. 新しい説は従来の主張に抵触するものではない
  4. 聖書の教えに抵触する行為はだめだ。
  5. 豪雪地帯で、道路に雪を捨てると道路交通法に抵触する。

「抵触」と「該当」の違いは?

牴触」に似ている言葉に「該当」があります。

該当」は「その条件・事例・資格などに当てはまること。」という意味です。

牴触」は主に「法に触れること」をいう言葉なので意味が異なります。間違えないように注意しましょう。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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