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「停頓」の意味と使い方や例文!「停滞」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
停頓

【読み方】
ていとん

【意味】
ゆきづまって、とまること。進展しないこと。

【語源・由来】
「停」は「とどこおる。」
「頓」は「とまる。とどまる。つまずく。くじける。」

【類義語】
障害、軋轢、停滞、難航、苦渋、支障、沈滞

【対義語】
進捗、進展、円滑、展開

停頓(ていとん)の使い方

ともこ
あの事件は解決したの?
健太
新しい情報が全くなくて停頓してしまったようだよ。
ともこ
早く解決してほしいわよね。
健太
名探偵が実在するといいよね。

停頓(ていとん)の例文

  1. ダムで上流の水を停頓させる。
  2. 気持ちが病むと思考が停頓し、ミスを呼び、さらに気持ちが病む。
  3. 自分に固執する人は、人生において停頓しがちである。
  4. 議論が停頓してしまった。
  5. 時勢は動くことなく停頓している。

「停頓」と「停滞」の違いは?

停頓」に似ている語に「停滞」があります。

停滞」は物事がはかどらないで、たまりとどこおること。(例:景気が停滞する。)

という意味です。

停頓」も「停滞」も滞ることをいい、ほぼ同じ意味です。

停頓」の「」が「とまる。とどまる。つまずく。くじける。」、「停滞」の「」が「とどこおる。はかどらない。」という意味であることから、「停頓」は主に、止まってしまい進展しないことを表し、「停滞」は主に、はかどらない、順調ではないことを表す点が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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