【二字熟語】
敵視
【読み方】
てきし
【意味】
相手を敵として見ること。敵とみなして憎むこと。
【語源・由来】
「敵」は「競ったり憎んだりして張り合う相手。かたき。」
「視」は「みる。目で見る。じっと見る。」
【類義語】
反感、敵意、悪意
【対義語】
友好、好意
敵視(てきし)の使い方
最近、炭水化物を敵視している人が多いよね。
寿司屋に行って、シャリだけ残す人がいるんだってね。
寿司屋に行かなければいいのにね。
食べ物を粗末にしたら不幸になるわよ。
敵視(てきし)の例文
- 頑なに敵視するだけでなく、関係改善の努力をすべきだ。
- 戦時下では、野球は、敵国のスポーツとして敵視された。
- その国に対する敵視対策を撤回しました。
- 私は彼から敵視に近いものを感じています。
- その二つの国は、長年にわたって相手を敵視し続けました。
「敵視」と「敵意」の違いは?
「敵視」に似ている語に「敵意(てきい)」があります。
「敵意」は、「敵対しようとする心。相手を敵として憎む気持ち。」という意味です。
「敵視」も「敵意」も、相手を敵として憎むという意味があります。
しかし「敵視」は、敵として見るという意味があります。
対して「敵意」は、害を加えようとする心という意味がある点が違います。