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「手短」の意味と使い方や例文!「手短に」は失礼?(類義語・対義語)

【二字熟語】
手短

【読み方】
てみじか

【意味】
簡単で短いさま。てっとりばやいさま。

【語源・由来】
「手」は「て。」
「短」は「みじか。」

【類義語】
簡潔、簡約

【対義語】
じっくり

手短(てみじか)の使い方

ともこ
今日は、校長先生の話が短かったわね。
健太
事前に手短にと言われてたらしいよ。
ともこ
いつも長引いて授業に支障が出るもんね。
健太
そうなんだ。生徒は貧血で倒れるし、先生は授業時間が短くなって困るしで、クレームが多かったらしいよ。

手短(てみじか)の例文

  1. 時間がないという健太くんに、用件を手短に話す。
  2. 国際電話は電話料金が気になるので手短に済ます。
  3. 手短に言えば、健太くんが間違っている。
  4. 新しく導入した機械の操作方法を手短に説明する。
  5. 体調不良のため、感想戦を手短に済ます。

「手筈を整える」とは?

手短」を用いた表現の一つに「手短に」があります。

手短に」は、形容動詞「手短だ」の連用形です。

簡単で短く、てっとりばやくという意味で使われます。

手短に」は、時間が無いからささっと済ませてという意味でもあるため、伝える相手によっては失礼にあたります。

目上の人に対して使う場合は、「恐縮ですが、手短にお願いします」というように、誤解や軋轢を生じないよう丁寧な表現にした方が良いでしょう。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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