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「恬淡」の意味と使い方や例文!「虚無恬淡」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
恬淡

「恬澹」とも書く。

【読み方】
てんたん

【意味】
心がやすらかで無欲なこと。あっさりしていて物事に執着しないさま。

【語源・由来】
「恬」は、「外のものに心を動かされず落ち着いている。」
「淡」は、「気持ちがあっさりしている。情が厚くない。」

【類義語】
淡白

【対義語】
貪婪、貪欲

恬淡(てんたん)の使い方

健太
ともこちゃんは、物欲がなくて恬淡としているのによく当選するよね。
ともこ
無欲の勝利ってやつかな。
健太
欲が深すぎると、幸運の女神は微笑んでくれないんだね。
ともこ
そういうものよね。

恬淡(てんたん)の例文

  1. 金に恬淡としている人です。
  2. 俗事に恬淡な性質です。
  3. 何事にも恬淡としている。
  4. ともこちゃんは、利欲に恬淡です。
  5. この貨幣経済の社会にあって驚くほど無欲で恬淡です。

「虚無恬淡」とは?

恬淡」を用いた四字熟語「虚無恬淡(きょむてんたん)」があります。

虚無恬淡」は、是非や対立を超越し、無欲であっさりしていることという意味です。

出典は、「荘子(刻意)」虚無恬淡にしてすなわち天徳に合すからです。

虚無」は道家で説く、有無相対を超越した絶対の境地をいいます。

【類義語】

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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