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「知見」の意味と使い方や例文!「経験」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
知見

「智見」とも書く。

【読み方】
ちけん

【意味】
①知ることと見ること。見て知ること。
②仏が有する知識と見識。また、智慧による洞察。

【語源・由来】
知ることと見ることという意味から。

【類義語】
見聞、見識、学識、理解

知見(ちけん)の使い方

健太
僕の学校にeスポーツ部ができるんだって。
ともこ
へえ。おもしろそうね。
健太
でも、eスポーツやゲームの知見が少ない先生が多くて、顧問になりたいっていう先生がいないんだって。
ともこ
eスポーツのプロを呼んで指導してもらった方がいいわね。

知見(ちけん)の例文

  1. 知見を広める。
  2. 最新の知見を盛り込んだ画期的な業績。
  3. 最新の科学的知見が盛り込まれています。
  4. 独自の医学的知見が記述されている。
  5. 非常に多くの知見が集積されている

「知見」と「経験」の違いは?

知見」に似た言葉に「経験」があります。

経験」は
①実際に見たり、聞いたり、行ったりすること。また、それによって得られた知識や技能など。
②哲学で、感覚や知覚によって直接与えられるもの。

という意味です。

【両語の違い】

知見」・・・「行動によって得られた知識」
経験」・・・「実際に行動してみたこと」

このようなニュアンスで使われることが多く、「知見」は知識について、「経験」は行動に重きを置いた意味となり異なります。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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