【二字熟語】
知見
「智見」とも書く。
【読み方】
ちけん
【意味】
①知ることと見ること。見て知ること。
②仏が有する知識と見識。また、智慧による洞察。
【語源・由来】
知ることと見ることという意味から。
【類義語】
見聞、見識、学識、理解
知見(ちけん)の使い方
僕の学校にeスポーツ部ができるんだって。
へえ。おもしろそうね。
でも、eスポーツやゲームの知見が少ない先生が多くて、顧問になりたいっていう先生がいないんだって。
eスポーツのプロを呼んで指導してもらった方がいいわね。
知見(ちけん)の例文
- 知見を広める。
- 最新の知見を盛り込んだ画期的な業績。
- 最新の科学的知見が盛り込まれています。
- 独自の医学的知見が記述されている。
- 非常に多くの知見が集積されている
「知見」と「経験」の違いは?
「知見」に似た言葉に「経験」があります。
「経験」は
①実際に見たり、聞いたり、行ったりすること。また、それによって得られた知識や技能など。
②哲学で、感覚や知覚によって直接与えられるもの。
という意味です。
【両語の違い】
「知見」・・・「行動によって得られた知識」
「経験」・・・「実際に行動してみたこと」
このようなニュアンスで使われることが多く、「知見」は知識について、「経験」は行動に重きを置いた意味となり異なります。