【二字熟語】
遅々
【読み方】
ちち
【意味】
1⃣[名](スル) おくれること。とどこおること。
2⃣[ト・タル][文][形動タリ]
① 物事の進行がおそいさま。ゆっくりしているさま。
②日が長くのどかであるさま。
【語源・由来】
「遅」は「進み具合がぐずぐずしている。おそい。」
【類義語】
難航、遅い
【対義語】
早い
遅々(ちち)の使い方
健太くん。ブラインドタッチができないの?
そうなんだ。鉛筆で書いた方が速いかも。
キーボードの文字を探しながら入力していたら、遅々として仕事が進まないわ。
もう少しでブラインドタッチの極意をつかめそうなんだ。もう少しだけやらせて。
遅々(ちち)の例文
- 審議が遅々として進まないためイライラする。
- 妨害があったため、研究が遅々として進まない。
- 工事が遅々として進まないが、いつ終わるのだろう。
- 桜が咲き、鳥がさえずり、日差しはあたたかく、まさに春日遅々だ。
- 遅々とした改革だったが、後退してないだけましだ。
「遅々として進まない」とは?
「遅々」は、「遅々として進まない(ちちとしてすすまない)」という表現で使われることが多いです。
「遅々として進まない」とは、物事の進行が遅く進まないさまをいいます。
【例文】
- 治癒は遅々として進まないが、回復をあきらめたくない。
- 道の状態が悪く、進軍は遅々として進まない。
- 選挙制度の見直しは、議員の思惑が絡み合い遅々として進まない。