【二字熟語】
常夏
【読み方】
とこなつ
【意味】
①一年中が夏であること。常に夏のような気候であること。
②セキチクの変種。多くの品種があり、花は濃紅色のほか、白色や絞りなど。名は、春から秋にかけて咲きつづけることに由来。《季 夏》
③襲 (かさね) の色目の名。「なでしこ」に同じ。
④《夏から秋にかけて咲くところから》ナデシコの古名。
【語源・由来】
「常」は「いつも変わらない。いつも同じ状態が続くこと。」
【類義語】
盛夏、晩夏、真夏、夏至
常夏(とこなつ)の使い方
冬になると、常夏のハワイに行きたくなるね。
衣替えがないっていいわよね。
一年中半袖短パンでいいもんね。
楽園だわあ。
常夏(とこなつ)の例文
- 新婚旅行は、常夏の島に行く。
- 沖縄は、本州に比べれば常夏といえる。
- 常夏の国の植木は、日本の風土にあわなかったようだ。
- 常夏といわれるハワイでも肌寒い日がある。
- 寒がりな健太くんにとって、常夏の国は楽園だ。
常夏の国(地域)はどこ?
「常夏」を用いた語に「常夏の国」があります。
「常夏の国」とは、一年中夏の国という意味です。
一年中夏なのは、赤道から南北回帰線ぐらいまでの範囲の国で標高が低い地域をいいます。
一年を通して、他と比べて気温が高い地域です。
「常夏の国」として有名な観光地に
- ハワイ(アメリカ)
- グアム(アメリカ)
- バリ島(インドネシア)
- プーケット島(タイ)
- セブ島(フィリピン)
- ペナン島(マレーシア)
- ランカウイ島(マレーシア)
- シアヌークビル(カンボジア)
- コロール島(パラオ)
- セントーサ島(シンガポール)
等があります。