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「悠久」の意味と使い方や例文!「永遠」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
悠久

【読み方】
ゆうきゅう

【意味】
果てしなく長く続くこと。長く久しいこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「悠」は「時間的・空間的に、どこまでも続くさま。はるか。」
「久」は「時間が長い。ひさしい。」

【類義語】
永遠、永久、永劫

【対義語】
一瞬

悠久(ゆうきゅう)の使い方

健太
悠久の平和を祈願して、この像が建てられたんだよね。
ともこ
戦争はしていないけれども、国民の幸福度は低下している気がするわね。
健太
幸福度が低下すると犯罪や紛争につながりかねないね。
ともこ
今のうちになんとかしないとね。

悠久(ゆうきゅう)の例文

  1. それは悠久の真理だ。
  2. 悠久の昔から変わらない。
  3. 屋久杉は、人間の人生をはるかに超えた悠久の時間を生きている。
  4. 悠久の昔、恐竜が地球を支配していた。
  5. 宇宙に流れる悠久の時間を思えば、人類の歴史は一瞬だ。

「悠久」と「永遠」の違いは?

悠久」に似ている語に「永遠」があります。

永遠」は、
①いつまでも果てしなく続くこと。時間を超えて存在すること。また、そのさま。
②哲学で、それ自身時間の内にありながら、無限に持続すると考えられるもの。また、数学的真理のように、時間の内に知られても時間とかかわりなく妥当すると考えられるもの。

という意味です。

永遠」も「悠久」も、ある状態が限りなく続いていくことをいいます。

しかし「永遠」には、時間を超越して存在するという意がある点が「悠久」と違います。