「二字熟語の百科事典」が書籍化されました!詳細はコチラ

「豚児」の意味と使い方や例文!「愚息」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
豚児

【読み方】
とんじ

【意味】
①豚の子。
②自分の子供をへりくだっていう語。豚犬。

【語源・由来】
豚の子の意。

【類義語】
愚息

【対義語】
賢息

豚児(とんじ)の使い方

健太
父さんが、知人に僕を紹介するとき、豚児って言ったんだ。
ともこ
豚児って、自分の子供をへりくだっていう言葉で、本当に豚の子って思っているわけじゃないのよ。
健太
そうなんだね。てっきり丸々太った豚みたいな子っていう意味かと思ったよ。
ともこ
健太くんのお父さんは、健太くんを自慢の息子だと思ってるわよ。

豚児(とんじ)の例文

  1. これが愚妻と豚児です。
  2. うちにはやんちゃ盛りの豚児が二人います。
  3. 豚児の成長を楽しみに仕事に精を出します。
  4. 私の豚児が日頃からお世話になっております。
  5. もう豚児に身長を抜かされてしまいました。

「豚児」と「愚息」の違いは?

豚児」に似ている語に「愚息(ぐそく)」があります。

愚息」は、「自分の息子をへりくだっていう語。豚児 (とんじ) 。」という意味です。

なので「豚児」と「愚息」は同じ意味で使われます。

ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



error: 右クリックはできません。