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「途端」の意味と使い方や例文!「瞬間」との違いは?(類義語)

【二字熟語】
途端

【読み方】
とたん

【意味】
あることが行われた、その瞬間。そのすぐあと。多く副詞的に用い、「に」を伴うこともある。

【語源・由来】
「途」は「みち。道筋。」
「端」は「物事の始まり。いとぐち。」

【類義語】
拍子、はずみ、間髪入れず、直ぐ

途端(とたん)の使い方

ともこ
彼の名を聞いた途端に、健太くんの顔色が変わったけど知り合いなの?
健太
いやあ。知らないなあ。彼とは今日初めて会うよ。
ともこ
目が泳いでいるわよ。
健太
ともこちゃんに嘘はつけないなあ。

途端(とたん)の例文

  1. 導火線に点火した途端爆発してしまった。
  2. 赤ちゃんの顔を覗き込んだ途端大泣きされた。
  3. 立ち上がった途端に天井に頭をぶつけた。
  4. 家から外に出た途端に、土砂降りになった。
  5. 僕の顔を見た途端、なぜかともこちゃんは笑い出した。

「途端」と「瞬間」の違いは?

途端」に似ている語に「瞬間(しゅんかん)」があります。

瞬間」は、またたきをする間という意味から、「きわめてわずかな時間。またたく間。瞬時。瞬刻。」という意味です。

途端」は、あることが行われたちょうどその「瞬間」という意味で使われ、何かが行われたその時のことを表す語です。

対して「瞬間」は、とてもわずかな時間をいいます。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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