【二字熟語】
途端
【読み方】
とたん
【意味】
あることが行われた、その瞬間。そのすぐあと。多く副詞的に用い、「に」を伴うこともある。
【語源・由来】
「途」は「みち。道筋。」
「端」は「物事の始まり。いとぐち。」
【類義語】
拍子、はずみ、間髪入れず、直ぐ
途端(とたん)の使い方
彼の名を聞いた途端に、健太くんの顔色が変わったけど知り合いなの?
いやあ。知らないなあ。彼とは今日初めて会うよ。
目が泳いでいるわよ。
ともこちゃんに嘘はつけないなあ。
途端(とたん)の例文
- 導火線に点火した途端爆発してしまった。
- 赤ちゃんの顔を覗き込んだ途端大泣きされた。
- 立ち上がった途端に天井に頭をぶつけた。
- 家から外に出た途端に、土砂降りになった。
- 僕の顔を見た途端、なぜかともこちゃんは笑い出した。
「途端」と「瞬間」の違いは?
「途端」に似ている語に「瞬間(しゅんかん)」があります。
「瞬間」は、またたきをする間という意味から、「きわめてわずかな時間。またたく間。瞬時。瞬刻。」という意味です。
「途端」は、あることが行われたちょうどその「瞬間」という意味で使われ、何かが行われたその時のことを表す語です。
対して「瞬間」は、とてもわずかな時間をいいます。