有無の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
有無
【読み方】
うむ
【意味】
①あることとないこと。あるなし。
②承諾することと断ること。承知と不承知。
③仏語。存在するものと存在しないもの。また、存在することと存在しないこと。
そやな。つまり、「有無」は、「あるかないか」、「うけるか断るか」、そして「存在するものと存在しないもの」を指すんやな。
この言葉、1つでいろんな意味があるんやな。便利やなあ。
【語源・由来】
有ることと無いことの意。
【類義語】
存否、是非
有無(うむ)の解説
カンタン!解説
「有無」は日本語の言葉で、いくつかの意味があるよ。
1つ目の意味は、「あること」と「ないこと」を指す。例えば、「在庫の有無を問い合わせる」という文では、商品が在庫に「ある」か「ない」かを問い合わせているんだ。
2つ目の意味は、「承諾すること」と「断ること」の二つを指す。例えば、「事ここに立ち至ればもはや有無はあるまい」という文では、事が一定の段階に達したため、もはや承諾するも断るもない、つまり議論の余地がない、という意味になるよ。
3つ目の意味は、仏教用語としての「有無」で、存在するものと存在しないもの、あるいは存在することと存在しないことを指す。
これらは、同じ「有無」という言葉でも、文脈によって意味が変わることを示しているね。
有無(うむ)の使い方
健太くん、バイトに採用されたんですって?
そうなんだ。無事採用されたよ。
経験の有無は問われなかったの?
採用条件は、経験の有無は問わず、やる気の有無だけって言われたんだ。
有無(うむ)の例文
- 資格の有無に関わらず参加することができます。
- 在庫の有無を調べてくるので少々お待ちください。
- 社長は社員に有無を言わせない態度をとりました。
- 経験の有無で給料に差をつけています。
- 有無を言わさずアパートを追い出されました。
有無の文学作品などの用例
読み方「ゆうむ」「うむ」の違いは?
「有無」は、「うむ」とも「ゆうむ」とも読みます。
「うむ」も「ゆうむ」も、あることとないことという意味です。
しかし「うむ」には、「承諾することと断ること。仏教用語としての意味。」がある点が「ゆうむ」と違います。
「有無」の「有」は、音読みで「ユウ・ ウ」、訓読みで「ある」と読みます。
1つ目は、物事が存在するか存在しないか、つまり「あるかないか」。2つ目は、賛成するか反対するか、つまり「了承するか断るか」。3つ目は、仏教の用語で、存在するものと存在しないもの、またはその状態を指すよ。