裏腹の読み方・意味とは?(類義語)
【二字熟語】
裏腹
【読み方】
うらはら
【意味】
①背と腹。また、裏と表。
②背中合わせ。隣り合わせの関係であること。
③相反していること。また、そのさま。逆さま。反対。あべこべ。
たとえば、「笑ってるけど、心の中では泣いてる」みたいな、見えてるものと実際は全然ちゃう状態を表現するんやろな。これは、「見た目と中身が違うこともあるから注意しいや」っていう教えやな。
【語源・由来】
背と腹の意。
【類義語】
反対、逆、あべこべ、逆様
裏腹(うらはら)の解説
「裏腹」っていう言葉はいくつかの意味があるんだけど、全部共通しているのは何かが「反対」や「逆」であるという感じなんだ。
1つ目の意味は、「背」と「腹」、つまり人の体の前面と後面を比喩的に表しているんだ。だから、「裏腹」って言うときは、物事の反対側や逆側を指すことが多いよ。
2つ目の意味は、「背中合わせ」や「隣り合わせ」の関係を指しているんだ。たとえば、「死と裏腹の危険な仕事」っていうフレーズでは、「死」というものと密接に関連している「危険な仕事」を表現しているんだ。
3つ目の意味は、何かが全く「相反している」こと、つまり逆さまや反対の状態を指しているよ。例えば、「気持ちと裏腹な言葉」っていうときは、言葉が自分の本当の気持ちと全く反対のものを表していることを意味するんだ。
だから、「裏腹」っていう言葉は、一つの事象や状態が他の事象や状態と全く反対や逆であることを表すときに使われるんだね。
裏腹(うらはら)の使い方
裏腹(うらはら)の例文
- やる気のない気持ちとは裏腹に、全力で頑張りますと答えました。
- 期待とは裏腹にテストで高得点を取ることができなかった。
- 彼女は穏やかそうな見た目とは裏腹に、結構毒舌なんです。
- 思いとは裏腹に、ともこちゃんにはいつもつらく当たってしまう。
- 健太くんは、言うこととすることが裏腹だ。
いい意味?悪い意味?
「裏腹」は、隣接する関係であること、相反するという意味があります。
隣接する関係の意味では、「危険と裏腹」「死と裏腹」のように悪い状況と背中合わせであることを表すことが多く、いい状況で使われることはありません。
相反するの意味では、「突き放すような言葉とは裏腹に心配している」のように、あべこべであることを表す語なので、いい意味、悪い意味という定義はありません。
つまり、全く相反しているさま、逆さまであること、反対のこと、あべこべのことを示すんだ。