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「余儀」の意味と使い方や例文!「余儀なくされる」とは?(語源由来・類義語)

【二字熟語】
余儀

【読み方】
よぎ

【意味】
他のこと。他の方法。

【語源・由来】
「余」は「当面のものから外れた部分。それ以外。ほか。」
「儀」は「その件に関すること。事柄。」

【類義語】
他の方法

余儀(よぎ)の使い方

健太
実は、来週引っ越すんだ。
ともこ
急なのね。何があったの?
健太
マンション建設のために立ち退きを余儀なくされたんだ。
ともこ
引っ越しても健太くんは友達よ。

余儀(よぎ)の例文

  1. 燃料の高騰で値上げを余儀なくされた。
  2. 大量の空売りで売り崩され、下落した価格での売却を余儀なくされた。
  3. リーマンショックで撤退を余儀なくされた。
  4. 余儀ない事情で明日の会議は欠席します。
  5. 余儀ないことだったのだろうが、健太くんは困ったことをしてくれたものだ。

「余儀なくされる」とは?

余儀」を用いた表現の一つに「余儀なくされる」があります。

余儀なくされる」とは、他に取るべき方法が無くなる、やむを得ない状況になるという意味です。

【例文】

  1. 感染症蔓延で、イベントの規模縮小を余儀なくされる
  2. このまま支払われなかった場合、法的措置をとることを余儀なくされます。
  3. 首相は辞任を余儀なくされた。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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