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「余剰」の意味と使い方や例文!「余分」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
余剰

【読み方】
よじょう

【意味】
あまり。のこり。剰余。

【語源・由来】
「余」は「必要な分をこえて残る。引き続いてあとに残る。あまり。」
「剰」は「あまる。あまり。」

【類義語】
余分、余力、過剰

【対義語】
欠乏、未満、不足

余剰(よじょう)の使い方

健太
余剰農産物を発展途上国に輸出するんだって。
ともこ
国内で安く売ってくれれば、もりもり食べるのに。
健太
発展途上国のためになるとはいえ、海外に輸出するとなると輸送コストがかかるし品質が悪くなるよね。
ともこ
やっぱり地産地消が一番よ。

余剰(よじょう)の例文

  1. その選手は、余剰戦力扱いされるも移籍は否定した。
  2. 投資は、余剰資金の中でコツコツ買うものだ。
  3. 余剰スペースを活用するアイディアを思いつく。
  4. 太陽光発電の余剰電力で花を育てる。
  5. 国が整備した慶座地下ダムの余剰水が流れ出て滝が出現した。

「余剰」と「余分」の違いは?

余剰」に似ている語に、「余分(よぶん)」があります。

余分」とは、「余った分。必要以上の分。余計。」という意味です。

余剰」も「余分」も、余りという意味があり、ほぼ同じ意味です。

余分に働く」といいますが、「余剰に働く」とはいわないように、表現方法に違いがあります。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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