【二字熟語】
愉悦
【読み方】
ゆえつ
【意味】
心から楽しみよろこぶこと。
【語源・由来】
「愉」は「たのしい。たのしむ。よろこぶ。」
「悦」は「よろこぶ。よろこび。」
【類義語】
満悦、快楽
【対義語】
懊悩
愉悦(ゆえつ)の使い方
SNSで会ったこともない人を叩いて愉悦している人が増えたよね。
SNSって、人の悪い心を増幅させるわよね。
SNSで悪い部分を吐き出して、現実世界が良くなるならいいけど犯罪件数は減っていないんだよ。
悪い心に歯止めがきかなくなって、さらに悪い世界になるかもしれないわね、
愉悦(ゆえつ)の例文
- 父さんは、一日の終わりをビールと枝豆で締めくくるのが愉悦のときなんだ。
- それ所か、私は、死ぬ迄快活さを失わぬであろう。此の確信ある絶望は、一種の愉悦でさえある。(中島敦、光と風と夢)
- コレクションを蒐集することに愉悦する。
- 週末はこの店に来て舌鼓を打ち愉悦に浸る。
- 引退後は、指導者として愉悦を味わっている。
「愉悦に浸る」とは?
「愉悦」を用いた表現の一つに「愉悦に浸る(ゆえつにひたる)」があります。
「愉悦に浸る」とは、喜びや楽しさにはいりきることをいいます。
【例文】
- 健太くんは、人を見下して愉悦に浸るいやなやつだ。
- ともこちゃんは愉悦に浸っているのだろう。一人でにやけていた。
- この上ない嬉しい報告に愉悦に浸る。