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「全容」の意味と使い方や例文!「全貌」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
全容

【読み方】
ぜんよう

【意味】
全体のすがた。全貌。

【語源・由来】
「全」は「ある範囲内のすべてにわたるさま。みな。まるまる。すっかり。」
「容」は「かたち。姿。」

【類義語】
全体、全て、全部、全貌

【対義語】
要約、割愛

全容(ぜんよう)の使い方

健太
車のメーカーで不正が発覚したね。
ともこ
これから全容が明らかになっていくんでしょうね。
健太
車メーカーの不正が続くね。
ともこ
安心して乗ることができないわね。

全容(ぜんよう)の例文

  1. 海抜一七二九メートル。ずいぶんと美しい姿の山らしいが、私はまだ一度も全容を見たことがない。(阿刀田高、楽しい古事記)
  2. 党首会談の全容が明らかになりました。
  3. 全容がいまだ把握できていないため、集中豪雨の被害額はさらに増えることが予想される。
  4. 県警による捜査で事件の全容が明らかになった。
  5. 豪華おせち料理の全容が明らかになりました。

「全容」と「全貌」の違いは?

全容」に似ている語に「全貌(ぜんぼう)」があります。

全貌」とは、「物事の全体のすがた。全容。」という意味です。

全容」も「全貌」も、全体のすがたという意味で使われるので類義語です。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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