【二字熟語】
図星
【読み方】
ずぼし
【意味】
①的の衷心の黒点。
②見込んだ所。人の思わくなどの最も肝腎なところ。急所。
【語源・由来】
「図」は「はかる。考える。はかりごと。計画。」「星」は「めあて。小さな点。」
【類義語】
標的、正鵠、的、狙い所、急所
「図星を指す」「図星をつく」とは?
「図星」は、「図星を指す」や「図星をつく」という形で用いられます。
「図星を指す」は、主に「図星を指される」という形で使われ「重大な秘密や思わくなどをぴたりと言い当てられる。急所を突かれる。」という意味です。
「図星をつく」も「図星を指す」と同じで、「相手が触れられたくないようなことをぴたりと指摘する。」ことをいいます。
「痛いところをつく」とほぼ同じ使い方です。
図星(ずぼし)の使い方
健太くん。あの子のことが好きなんでしょう。
ぎくっ。
その態度は図星だな。
ともこちゃんの鋭さにはかなわないな。
図星(ずぼし)の例文
- 健太くんの図星をつく。
- 図星を指されて絶句する。
- ともこちゃんに図星を指されて激しく動揺した。
- 僕が言っていることは、まさに図星だろう?
- 生徒に図星を指されて、先生の顔は真っ赤になってしまった。