「随分」の意味と使い方や例文！「随分な言い草」とは？（類義語・対義語）

【二字熟語】
随分

【読み方】
ずいぶん

【意味】
その事に関して予測される常識的な程度をはるかに超えている様子。

【語源・由来】
「随」は「成り行きにまかせる。」
「分」は「各人にわけ与えられたもの。性質・身分・責任など。」

【類義語】
大分、ある程度

随分（ずいぶん）の使い方

健太くんが空手部をやめて、他の部員は随分さびしがっているわよ。

うるさいのがいなくなって、本心ではせいせいしていると思うよ。

本当の本当にさびしがっていたわよ。

本当に？空手部に戻ろうかな。

随分（ずいぶん）の例文

1. 随分前に読んだ本なので内容を忘れてしまった。
2. 健太くんは随分熱心に働いてくれた。
3. まだ5月だというのに随分と暑い。
4. 若い頃は随分旅行をしたものだが、今ではそんな時間はない。
5. ハンコをもらうだけなのに随分待たされた。

「随分な言い草」とは？

「随分」を用いた表現の一つに「随分な言い草（ずいぶんないいぐさ）」があります。

「随分な言い草」とは、常識的な程度をはるかに超えた発言という意味です。

【例文】

1. 人に助けを求めておいて随分な言い草だ。
2. 随分な言い草だなと気分を害した。