【二字熟語】
知的
【読み方】
ちてき
【意味】
①知識・知性の豊かなさま。また、知性の感じられるさま。
②知識・知性に関するさま。
【語源・由来】
「知」は「物事を見抜く力がある。理解する能力。ちえ。」
「的」は「…の。…のような。…に関する。」
【類義語】
聡明、賢明、明哲
【対義語】
野蛮
知的(ちてき)の使い方
あー。疲れたー。もう無理だ―。
文句ばっかり言わないで。
か弱い僕には、知的労働の方が向いているよ。
知的労働ができるほど賢くないじゃないの。
知的(ちてき)の例文
- ともこちゃんは先生と知的な会話をしている。
- 知的水準が高い。
- 健太くんは知的なイメージだ。
- 知的好奇心を満たす。
- 眼鏡をかけると知的に見える。
「知的」と「理知的」の違いは?
「知的」に似ている語に「理知的(りちてき)」があります。
「理知的」とは、
①理知によって冷静に物を考え、行動するさま。
②理知に富んでいるようにみえるさま。
という意味です。
「知的」も「理知的」も、知識・知性の豊かなさまをいいます。
しかし、「理知的」は、理知に従って考えたり行動することをいいますが、「知的」には、行動するという意味はありません。