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「知的」の意味と使い方や例文!「理知的」との違いは?(類義語・対義語)

学問・才能・能力

【二字熟語】
知的

【読み方】
ちてき

【意味】
①知識・知性の豊かなさま。また、知性の感じられるさま。
②知識・知性に関するさま。

【語源・由来】
「知」は「物事を見抜く力がある。理解する能力。ちえ。」
「的」は「…の。…のような。…に関する。」

【類義語】
聡明、賢明、明哲

【対義語】
野蛮

知的(ちてき)の使い方

健太
あー。疲れたー。もう無理だ―。
ともこ
文句ばっかり言わないで。
健太
か弱い僕には、知的労働の方が向いているよ。
ともこ
知的労働ができるほど賢くないじゃないの。

知的(ちてき)の例文

  1. ともこちゃんは先生と知的な会話をしている。
  2. 知的水準が高い。
  3. 健太くんは知的なイメージだ。
  4. 知的好奇心を満たす。
  5. 眼鏡をかけると知的に見える。

「知的」と「理知的」の違いは?

知的」に似ている語に「理知的(りちてき)」があります。

理知的」とは、
①理知によって冷静に物を考え、行動するさま。
②理知に富んでいるようにみえるさま。

という意味です。

知的」も「理知的」も、知識・知性の豊かなさまをいいます。

しかし、「理知的」は、理知に従って考えたり行動することをいいますが、「知的」には、行動するという意味はありません。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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